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美術鑑賞

  • 2018年10月2日

藤田嗣治が描く鼻は”人中”がセットになっている|東京都美術館

「乳白色の下地」を開発した藤田嗣治。「自分独自のコンセプトを開発したい。色は捨てよう。モノクロがいい。いや、白い色を用いる画家はいないぞ。これだ」 色彩豊かに表現するヨーロッパの画家たちに囲まれ、差別化をはかるべく「乳白色」を手に入れたFoujita。 藤田嗣治展 「乳白色の裸婦」 乳白色のグッタリ […]

  • 2017年10月13日
  • 2020年5月14日

ゴッホの「花魁(おいらん)」にみる、日本に馳せる切なる思い

ゴッホにとって、日本は「夢の国」だった。 ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 Van Gogh & Japan 北海道立近代美術館 2017年8.26-10.15 この度の展覧会の特徴 日本とゴッホとのつながりがテーマ 「ひまわり」はない。 黄色い家の「寝室」がある。 ゴッホがインスピレーションを受 […]

  • 2017年5月30日
  • 2020年5月14日

ミュシャが晩年に描いた20枚のちょっと不思議な巨大絵画|ミュシャ展

こんにちは、金沢です。 『ミュシャ展』国立新美術館 2017.3/18-6/5 ミュシャはチェコ出身の画家。チェコ語で「ムハ」。(オーディオガイドでは終始「ムハ」と呼ばれていました。) ミュシャといえば、ポスターに描かれた可愛らしい華々しいアールヌーボーの美人のイラストを想像します。輪郭を太く書き込 […]

  • 2016年3月27日
  • 2020年5月19日

法悦のマグダラのマリアはタブーな問題作品。カラヴァッジョ展

こんにちは、金沢です。 暗闇に射すスポットライトが陰影を作り、対象物を浮き上がらせる技法を編み出したイタリアの巨匠カラヴァッジョ(1571-1610)。風俗画などリアルに人間味を描き出します。 カラヴァッジョ展 『バッカス』 google arts and cultre ふざけたカツラを被って、気だ […]

  • 2016年2月21日
  • 2020年5月11日

スターウォーズ展のショップは品揃え豊富

静岡厚生病院での眼瞼下垂症治療が終わり、帰りに寄り道。 スターウォーズ展 会場 : 静岡市美術館 会期 : 2016年1月23日(土)~3月27日(日) 休館日: 毎週月曜日 ただし3月21日(月・祝)、22日(火)は開館 ジョージルーカス氏は黒澤明監督のファン。「隠し砦の三悪人」にインスピレーショ […]

  • 2016年2月4日
  • 2020年5月11日

解体新書展|東洋文庫ミュージアム

こんにちは、金沢です。 「医は仁術」に引き続き、また医学の歴史に触れます。 東京都文京区にある東洋文庫ミュージアムで解体新書展が開催中 角ばったモダンなデザインの建物。 入口からすぐにオリエントホールです。ここには世界の古書が陳列されています。   「目には目を」で知られるハンムラビ法典( […]

  • 2015年9月28日
  • 2020年5月11日

ボルドー5大シャトーのエチケットは同じデザインだった

こんにちは、金沢です。 国立西洋美術館、ボルドー展ー美と陶酔の都へー Bordeaux市庁舎の火災にて損傷したドラクロワの「ライオン狩り」。圧巻。損傷する前にオディロン・ロドンが模写したとされる完全な構図の「ライオン狩り」もあります。 ワインに関連する資料や作品が充実しています。音声ガイドに田崎真也 […]

  • 2015年9月20日
  • 2020年5月14日

鳥居清長,吉原の花見|フィラデルフィア美術館浮世絵名品展

こんにちは、静岡市の金沢@静岡厚生病院です。 静岡市美術館にてフィラデルフィア美術館浮世絵名品展を開催中です。眼瞼下垂外来終了後に寄り道してきました。 大判錦絵3枚続 天明5年(1785) フィラデルフィア美術館蔵 公式サイトより 美人画を八頭身で描いた鳥居清長。 吉原の遊女たちと禿(かむろ:遊郭に […]

  • 2015年5月23日

福田美蘭のモネと睡蓮|大原美術館展

  静岡市美術館にて大原美術館展が催されています。眼瞼下垂外来の帰りに寄り道です。 日本で初めて西洋美術を鑑賞できる美術館として1930年に開館しました。 モディリアーニらの絵画から現代日本のアーティストの作品も展覧されています。 ここで非常に興味深い絵画に出会いました。 福田美蘭の「モネ […]

  • 2013年5月21日
  • 2020年5月12日

藤田嗣治のいでたちはおもろい

静岡市立美術館の「レオナール・フジタとパリ」展 眼瞼下垂外来終了後に寄り道です。 フジタ自身の写真が何枚か見られます。パリのモンパルナスのバーで画家達と肩を並べています。きまじめな日本人という雰囲気はなく、どちらかと言えば(失礼な言い方ですが)道化師のような独特な存在感を感じます。 でも、21世紀の […]