スタバ初代ロゴはスキャンダラスに物議を醸した

胸を露出して、股を開いているように見える・・・

スターバックスがこの世に登場したのは1971年シアトルの地でした。当時のロゴが物議を醸したのです。

スタバ初代ロゴ。二つの尾を持つ人魚セイレーンをモデルにした。
スタバ第一号店。スタバ初代ロゴ。二つの尾を持つ人魚セイレーンをモデルにした。

初代のロゴは茶色。ギリシャ神話の登場するセイレーン(二つの尾を持つ人魚)をモデルにしました。

当初、このロゴがあまりに刺激的であると批判を受けたらしいです。その後スターバックスは何度かロゴの変更を行いました。
現在、初代ロゴを使用しているのはpike place marketに隣接する初号店(ともう一つ)。

Pike Placeにあるスタバ一号店の前で筆者。行列が少ない朝イチにランニングがてら立ち寄り
Pike Placeにあるスタバ一号店の前で筆者。行列が少ない朝イチにランニングがてら立ち寄り

第一号店は観光客が殺到します。小さい店舗の中にお土産用と思われる品物のダンボールが所狭しと積み上げられています。椅子などなし。
行列は店舗の外に及び、店の中の様子を伺おうと入ろうとするだけで行列を作っている人からたしなめられることもあるそうです。

6時開店です。朝一で訪れたら、行列もなく空いています。

計算通り( ̄ー ̄)ニヤリッ
レジでカフェラテ注文。名前を聞かれたので”kana”と名乗ったところ、カップに”kama”とマジックで黒く記されました。レジの黒人のお姉さんがカップをおりゃっと投げてバリスタのお兄さんがキャッチ。カップが風をきることにより絶妙な温度のカップになり、美味しいコーヒーが仕上がります(^_^)
”KAMA~~~”と大声で呼ばれてカフェオレを受け取り、店の前で記念撮影。(通りすがりのお兄さんが撮ってくれたのでした)

初代ロゴバージョンのマグカップ。
初代ロゴバージョンのマグカップ。お土産に人気。重い。

コーヒー歩き飲みはシアトル発祥

日本でおなじみのスターバックスの他、タリーズコーヒーもシアトル発祥です。
日本のコンビニで見かける冷たいカフェラテのMt. Rainier(マウントレーニア)もシアトルの山です。日本に帰ってから気づきました。Mt. Rainierはその姿が富士山に似ていることから、かつて移民の日本人から「タコマ富士」と呼ばれていました。

マウントレーニアは7月でもすっぽり雪に覆われている。ピージェット湾のフェリーから望む。
マウントレーニアは7月でもすっぽり雪に覆われている。ピージェット湾のフェリーから望む。

かくしてシアトルのコーヒー文化は日本に広がったのですね。

追伸

「スターバックスの味は濃いので敬遠してるよ」
というのは現地のとある人。皆それぞれ好みがあって好きなカフェに行くそうです。

初代ロゴバージョンのマグカップ。
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