
記録の更新が難しい、上級者が敬遠する「難コース」さいたま国際マラソン
その理由は
- 後半のアップダウン
- 風
です。
あまりに不人気で定員が埋まらない。理由はそれだけではないでしょうが。(今年はめでたく埋まったらしいけど)
高低表に見えてこない小さな波が体力を奪う

新浦和橋
ランナーの心を無残に打ちのめす名所となっています。これに関しては心の準備ができているのです。でも、言うほどモンスター級というほどでもないんですね。せいぜい15メートル登る程度でしょうか?
しかし、これだけではないのです。ご覧ください、上の「高低表」を。って言われても分からないのですよね。
小さなうねりのような、なだらかで短い距離の坂を登って下ってするんです。
「波のプール」経験ありますか?
ユラっと波の塊がきて、ふわっと身体が持ち上がり、そして落ちたと思ったら、またゆらりと波がやってきて身体を持ち上げる。
あんな感じで小さな高低差をのらりくらりとこなしていくのです。無自覚のうちに体力がゾリゾリ削られているのです。
今回がさいたま国際マラソン3回目の挑戦
マラソンを始めて3年になり、経験を積んできました。もう騙されません。
昨年(2017)のトラウマ
前回は30キロ過ぎてから「ゾンビ化」し、生まれたてのバンビ状態でフィニッシュした、苦い経験を持っています。
ゾンビ化って?
大腿四頭筋(太ももの前)、ハムストリング(太ももの後ろ)、そして腹筋が同時に攣る(こむらがえり)というトラブルが発生したのです。痙攣している筋肉をストレッチしようとすると、反対側が縮んで痙攣してしまう。
メディカルスタッフもお手上げ状態(ご迷惑をおかけしました)。
しばらく横たわって休んでから(座ろうとすると腹筋が攣るので)、よろよろ立ち上がり、フラフラしながら足を引きづりつつ歩き出したのです。その姿はまさにゾンビ。
残り10キロが10億光年に感じる。「自分がゴールする頃は子供達は老人になっているのでは?😭私のことなんて忘れてしまっているよね」など意味不明な妄想を描いて足を前に運ぶ。
そして!そんな時に限って知人が沿道にいる!やめて〜〜恥ずかしい。。。
その知人を見て(気が緩むのか?)また、筋肉が痙攣しだす!
コースの「鞭」と、沿道の方々やボランティアスタッフの応援の「蜜」 を同時に味わいつつ、白昼夢の中をさまよったのです。
ま、自分の未熟さ、経験不足、準備不足がもたらした必然だったんですけどね。それが昨年の話。
3度目の正直
大いに反省し、2018年の第4回さいたま国際マラソンに挑戦。ついに歩くことなく、無事にゴール(自己記録更新というおまけ付き!)したのです。この憎きさいたま国際マラソンを攻略したのです。


さいたま国際マラソンって「難コース」ってご存知でしたか?準備不足で挑むと地獄を見るレースです。それだけに、完走すると達成感はひとしおです😄
ボランティアや沿道の皆さんに心より感謝申し上げます。
ところで、
シューズ円陣ってご存知ですか?
スタート前に有志で集まって円陣を組むのです。色とりどりのシューズが綺麗に円を描くと美しいですね。

【さいたま国際マラソンで円陣やります】
12/9 8:00にさいたまスーパーアリーナCゲートの横でいつもの真っ赤なウェアでお待ちしています。 pic.twitter.com/5XEuiAnKyX— みかど@次走1/27館山若潮マラソン (@mikad07) 2018年11月27日