金沢です。
梅雨です。
天気が悪くなるもしくは悪くなりそうになると古傷がしくしく痛む事がありますね。
とくに手術して半年未満の方はこの症状が出やすいです。
まさに「歩く天気予報」とご自分で言われます。
ところで、
傷を縫合した場合、一定期間(1ヶ月から6ヶ月)、傷痕にテーピングを行います。
テーピングを行うことで傷痕が広がるのを抑え、赤み・硬さの原因となる炎症を早く沈静させます。
テープは傷痕に垂直方向(無理なら平行でも可)に貼って下さい。隙間なく貼るようにして下さい。
尚、ケロイド体質の患者さんやきずが肥厚することが予想される患者さんにはシリコンジェルシートを紹介しています。従来のものよりも極めて薄くなったのでテーピングでの補強が不要になりました。