皮膚組織の粘弾性

こんにちは。金沢です。

「組織の粘弾性」

第56回日本形成外科学会総会

室孝明医師の鼻に関する報告「鼻翼縮小術後に生じること」

で使用された概念です。組織の粘弾性が術後の結果に影響するという考察でした。

粘弾性ということばを初めて聞いたので調べてみました。

粘弾性とは「弾性」と「粘性」の両方の性質を合わせた性質。

弾性はゴムのように変形から元に戻ろうとする性質。一方、粘性は「ねばりけ」。変形の過程で生じる抵抗。いわゆる流体の持つ性質。

基本的にすべての物質が持つ性質とのこと。

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人体のあらゆる組織もこの粘弾性を持つ。単純な物質よりはもっと複雑な挙動をします…

よく考えるとマブタの挙動も粘弾性で説明できる部分が見つかりました。

キーワードは弾性変形、弾性限界(降伏点)、そして塑性変形…

もう少しよく考えてみようと思います。

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