JPTECプロバイダーコース受講しました。
Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care
「病院へ搬送される前の全身評価と命にかかわる損傷への対処」
主に救急隊員、救命救急士を対象に開催される教育プログラムです。
救急要請があり、救急チームが現場に到着したら可及的速やかに重症度を判定し、命にかかわる損傷部位の応急手当を行う。
すみやかに行われるほど救命の確率が上がります。
病院へ到着する前から戦いが始まっていまるのです。
わずか2分で網羅的に評価を行うことが目標とされていますが、日頃救急に縁のない私にはかなり難しいです。
ええとええと・・・と考えながら評価を行うのであっという間に10分が経過してしまいます。
しかし、同じグループに属する消防隊員の清水忠(写真左)さんはすこぶる流れるように評価を行いました。さすが!
救急隊員の皆さんはスムーズにこなします。やっぱり餅は餅屋ですね。
縁あって院内の救急医師長島真理子先生(写真右)の勧めで受講しました。
ヘルメットの離脱、車外救出など目新しいこともたくさん学びました。
ちなみに「ロード&ゴー」
とは生命の維持に危険がある場合、小さな損傷に目をつむって、可及的速やかに処置を行いつつ搬送することです。
「ロード&ゴーを宣言します」
とリーダーが宣告したらチームは一丸となって協力し合い、一刻を争って傷病者に当たります。
youtube動画です。バックボードに乗せつつ背面の観察を行います。
出血部位の処置もしていますね。無駄なく漏れなく、早く、安全に。